統計 正規分布
正規分布
連続型確率変数が、平均、分散の正規分布に従う場合、
確率密度関数は次式のようになる。
例えば、平均、標準偏差 の正規分布は、次のようなグラフなる。
標準正規分布
平均、分散である標準正規分布の
確率密度関数は次式のようになる。
グラフは次のようになる。
正規分布の標準化
確率変数が、平均、分散の正規分布に従う場合、
の変数を求めると、変数は平均、標準偏差の標準正規分布に従う。
このような変換を、正規分布の標準化という。
正規分布の標準化を行うと、標準正規分布表を用いることができるようになる。
偏差値
確率変数が、平均、分散の正規分布に従う場合、
の変数を求めると、変数は平均、標準偏差の正規分布に従う。
このようにして求めた変数は、偏差値という。
テストの点数から偏差値を求めることがよくある。 これは、テストの作り方によって平均値と分散が異なるから、 テストの点数で出来不出来を判断するより、 偏差値で判断した方が、実態を適切に評価できるためである。
偏差値 | 最上位からの割合 |
---|---|
80 | 0.13% |
70 | 2.28% |
60 | 15.87% |
50 | 50.00% |
40 | 84.13% |
30 | 97.72% |
20 | 99.87% |